1930年代 アルフレッド・ヒッチコック -

1937 第3逃亡者

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『第3逃亡者』

冒頭、海岸に女優の死体が流れ着くショット。死体の腕だけが水面から顔を出します。このあと第一発見者の青年が犯人と間違われて、ヒッチコックおなじみの「追われながらの真犯人探し」という展開となります。

ミステリーというより、ツッコミどころ満載のストーリー運びで、筋を追うだけだとぬるくて見ていられないのですが、シュールなコントのような、不思議と嫌いになれないディテールの面白さに溢れた作品なのです。

『第3逃亡者』Young and Innocent

監督:アルフレッド・ヒッチコック

ロバート:デリック・デ・マーニー
エリカ:ノヴァ・ピルビーム

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